日本製「ビス」のすごさ
2011年04月11日 月曜日
0歳児、1歳児クラスで使用する新しい備品を揃えました。高さ60㎝の連結パーテーションで、赤い布と木のぬくもりがある製品です。購入した会社の社員さんとは昨夏に、ドイツ・ミュンヘン保育視察にご一緒した、「見守る保育」同志です。新宿せいが保育園の藤森先生の保育理念の線上にある、保育備品等を製造販売しています。
商品選定にあたっては、新宿せいが保育園に職員全員が保育実習に行って見て来て、保育会議の中からこの商品が子どもにとって柔らかく、足部品もフラットで使いやすそうなので購入しました。このように、保育用品カタログだけで選ぶのではなく、実際の保育現場で見て、触って気に入った物を購入することが保育理念と整合しているのです。
納入には社長さんもいらっしゃったので、園内を見学していただきました。お話の中で、原材料は欧州、製造は中国、組み立ては日本国内で行っていること、最終組み立てに使う「ビス」は日本製だそうです。近年の中国の台頭は目を見張るものがありますが、例えば「ビス」のクウォリティは日本とドイツが群を抜いているそうで、すぐには追い越せない状態だろうと言われています。
また、既製品製造を主に行っていたのを、各園のオーダーを受けてニーズにぴったりの商品制作も手がけるようになって、様々な園との新しい取引が広がったそうです。
このように相手のニーズをよく聞いて、プラスアルファを加味して提案するとその園にジャストフィット商品が生まれ、喜ばれさらに広がっていくのでしょう。
株式会社シーズ製品計画
http://www.cspp.co.jp/
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ