〝タッチ〝〟タッチ〟〝タッチ〝
2011年04月21日 木曜日
ここ最近、私は意識して子どもたちと接している事があります。 |
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それは、子どもの身支度についての関わり方です。 | ||||||||
身支度と言っても、1歳児クラスから進級したばかりの2歳児は、もちろん | ||||||||
色々な場面で大きな個人差があることが分かります。 | ||||||||
身支度に関して言えば、パンツで過ごしている子、オムツの子、ズボンや靴下が | ||||||||
まだ上手に履けない・・・ete | ||||||||
当然の事と思いつつも、他の子と比較してしまうと、『うちの子もそろそろオムツをとらないと・・・』 | ||||||||
と心配になったり、『そのうち出来るようになる』と長い期間でみてあげたりと様々です。当然早く | ||||||||
オムツからパンツになれたら、または着脱が早く一人で出来たら、子どもにとっても嬉しいことです。 | ||||||||
ただ子どもに必要以上な声かけをする事は、逆効果であったり、ほめて伸ばそうとして間違った | ||||||||
ほめ方をすると、アンダーマイニング現象が表れると脳科学の面からも証明されています。 | ||||||||
私は援助の一つとして、子どもの気持ちや立場にすぐ置き換えて接する事を心掛けています。 | ||||||||
それはおしっこが初めて出る瞬間を待つよりも、それまでの過程に至るどんな些細な事でもいいので | ||||||||
一緒に共感しています。昨日まで履けなかったオムツや靴下がある日突然、 | ||||||||
「あれ?出来た!!」 | ||||||||
その瞬間を見届けてあげること、気持ちを理解して笑顔で確かめてあげることはとても大切だと | ||||||||
思います。また、私たちはチーム保育であるからこそ、他の担当にもその場ですぐに共感を分けたり | ||||||||
ほめる言葉を預けたりしています。 | ||||||||
また会話が成り立たない子どもと、共感し合える瞬間の〝タッチ〟が大好きです。 | ||||||||
それもぎこちなく最初は音のない触れるだけのタッチが、そのうち自信に満ち溢れてきて | ||||||||
日を追うごとに音が鳴り、力強くなります。 | ||||||||
子どもたちの向上心を手の中に感じながら、これからも子どもたちの成長を見守っていきたいです。 |
(おひさまグループ:Y)
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