保護者の意見は「宝の山」
2011年03月10日 木曜日
昨年10月に行った、平成22年度「東京都福祉サービス第三者評価 利用者に対する調査」結果が、評価機関:特定非営利活動法人 福祉総合評価機構から届きました。
★平成22年度「東京都福祉サービス第三者評価 利用者に対する調査」結果
この制度は、福祉施設を利用したいと考えたとき、どの事業所、施設が自分にとっていいのか等、自ら選ぶのはとても難しいものです。何を確認すればいいのか、どうやって調べればいいのか、どの情報をあてにすればいいのかなど、悩んでしまうのではないでしょうか。
東京都における福祉サービス第三者評価制度では、「自分の利用したい事業所の特徴はどのようなことか」、「質はどのような状態にあるのか」など、利用者の皆さんが選択する際の目安となったり、都民の皆さんが事業所の内容を把握することが可能となるように、各事業所の評価結果が公表されます。
公表されるのは評価講評、利用者調査の結果、事業評価の結果で、それぞれについてあらかじめ事業所が公表同意した内容です。
さて、評価機関がまとめた利用者調査全体像は、総合的な園に対する満足度は「大変満足」48%、「満足」43%の計91%と高い数値を得ました。また、質問に対して「はい」と答えた割合は15問中、11問が80~90%台の高い数値を得て、残り4問も70%台の支持をいただきました。
全15問が70%以上という結果は育子園にとっても始めての高い数値でした。ちなみに東京都認可保育園平均の70%以上は10問となっています。東京都平均で70%以下の質問は、①安全対策は十分か。 ②保護者から保育園に対して不満を言いやすいか。 ③不満や要望にきちんと対応しているか。 ④第三者委員など外部の苦情窓口にも相談できることを周知されているか。などです。
保護者の皆様からいただいたご意見は、「宝の山」です。様々なおほめの言葉や改善提案をいただいていますので、今月中に職員会議で十分話し合って東京都及び保護者の皆様に報告することになっています。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ