職員の友人・知人が育子園で保育参加
2011年03月31日 木曜日
先週、職員の友人・知人(幼稚園教諭や保育専門学校生)が育子園に1日保育参加に来てくれました。育子園で行っている「見守る保育」の理念と実践を、職員から聞いて是非とも体験したいという意気込みでした。
朝から保育室で保育補助体験をしてもらい、昼の時間に「保育理念」のパワーポイントを見てもらいました。保育体験と理念研修を終えた2人の感想は、ほぼ一致していました。
特に、大人主導の年齢別一斉保育に疑問を感じていて、育子園で行っている子ども主体・子ども中心の保育、大人が待つ保育、異年齢の交流が自由闊達に行われている様子に絶句していました。
また、職員同士の仲が良いことも特筆していました、一人担任ではないチーム保育なので、おのずと職員同士がコミュニケーションを深めないと仕事にならないのです。
いわゆる日本式保育と世界標準の保育があまりにも違っていてるので、相当なカルチャーショックだったようです。一日保育体験で、目指す保育像が確立されたようで、「大人主導ではなく、大人が待ってあげること」を、明日からの保育で実践してみたいと晴れやかな表情で話してくれました。
このように、育子園の職員が自分が働いている園の保育の良さを知人・友人に話して、それに心を動かされて育子園まで来てみようと思わせる、職員の「力」が素晴らしいと思います。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ