子ども中心に考える職員
2011年02月15日 火曜日
育子園では今年度行った保育の課題点を職員全体会で洗い出して、グループ討議を何回か重ね様々な角度からの意見を出し合っていました。先輩とか後輩とか、何年目だとかという経験値ではなく子ども主体・子ども中心の見守る保育を深めるにはどのように改善することが良いかという視点で話し合いをしていました。
そのような視点からブレずに話し合っている状態は、職員中心の発想のではなく相手中心の高い次元ですからさらに良いものが生まれてくる良い状態です。
凡夫である人間は損得中心で物事を判断することが多いのですが、先人に学んだり素晴らしい人格者に触れることによって、善悪で判断できるようになり調和していく世界にレベルアップしていくものです。大勢の人々が社会で生活していくには、自己中心で損得勘定が蔓延している状態だといつまで経っても混迷から抜け出せません。
さて、昨晩は東京地方でも雪が降りましたので、今朝は数人の職員が率先して園内外の雪かきを行っていました。こういう職員がいてくれることはなによりも有り難いことです。また、雪が降ったので早く出勤すれば何かお役に立てる早朝出勤してくれた職員もいます。
雪の重さで門前隣接地の植木の枝が折れていましたので、朝7時過ぎには杉並区役所防災パトロール車が出動し伐採してくれました。公務員である区役所の職員は区民に奉仕するのが仕事ですが、昨晩は深夜から早朝にかけても夜通しパトロールを行い安全確保に尽力いただいていることにも感謝です。
育子園は認可保育園、国税と地方税が主な収入ですから、認可保育園には国民に奉仕をする役割があります。
子ども達は雪景色の園庭を見て登園するなり、楽しそうに走っていました。雪は東京の子どもにとっては最高のプレゼントになりました。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ