佼成育子園[こうせいいくじえん]-東京都杉並区

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園のこだわり

三世代で作る給食

2011年02月28日 月曜日

育子園は約60人の職員の総合力で190人の子ども達をお預かりしています。保育士、看護師、栄養士、調理師、事務員、保育補助など役割は様々ですが、それぞれの立場や場面で子ども達の発達を促す関わりを行っています。

 

育子園の勤務時間はローテーションを組んで対応していますから、全職員が一堂に会するのは年に数回です。そこで職場のコミュニケーションを深めるために、各クラスやグループ別に懇親の場を設定しています。

 

先日参加した給食室メンバーの懇親会、さすがに調理関係者だけあって運ばれてくる料理の材料や切り方、盛り付けも熱心に確認していました。給食室内はおおむね三世代の方々で大家族のように楽しく、明るく、給食を作っています。また、新メニューの開発や仕入先発掘など、常にチャレンジを続けて子ども達に美味しい給食を提供しています。

 

料理つながりですが、職員のご両親が今年1月から西新宿5丁目で、おそば屋さんを始められましたのでお伺いしました。お父さんの定年を期に、新たにおそば屋さん経営にチャレンジされているご両親の前向きなお姿を拝見し、そのDNAはしっかりとお嬢さんに引き継がれているなと感じました。

 

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和田小学校校長先生ご来園

2011年02月25日 金曜日

resize1346先週からクラス別保護者懇談会を行っています。最終日、年長クラスの懇談会には杉並区立和田小学校の校長先生にご来園いただいて、小学校の様子についてお話をしていただきました。

 

年長の子ども達は2日前にも和田小学校へ校内ツアーに出かけました。また、育子園の夕涼み会やおもちつき会には、和田小学校教職員・保護者会の皆様に出店や出演をしていただいています。

 

 

懇談会に際して、事前に保護者から3つ質問がありました。

①小学校入学の4月から今現在の子ども達の変化について 

②ゆとり教育の見直しについて 

③英語(外国語)の取り組みについて

 

校長先生から次のようにお答えいただきました。

 

①入学式は体育館で行ないますので、会場が広いことで緊張する子どももいます。ご心配の方は前日に見学に来ていただいて結構です。授業では1学期はひらがな、2学期はカタカナ、3学期は漢字が始まります。鍵盤ハーモニカも楽しんでやっています。

1学期は出身の保育園、幼稚園の子ども達で遊んでいますが2学期になるとその垣根はだんだんと無くなっています。また、子ども達はお互い同士のトラブルを経験しながら社会を身につけています。 

 

②平成になって学校週5日制になりました。OECDの学力調査で日本は理数系が多少下がったので、平成23年度から授業時間数が増えます。週に4日間5時間授業があります。

国語・算数の時間が増えます。覚える教育より、みんなと話し合って答えを見つけていこうという教育を世界では重要視していますが、日本はいまだ覚える教育を充実させようとしています。読み書き計算は個人別教育、任天堂DSで行っています。

日本人はコミュニケーション能力が低いとされていますから、集団でプレゼンやディスカッション、意見交換を充実します。教科書がA4版で今までよりも厚くなります。

 

③平成23年度から5、6年生が年間35時間(週1回)、外国語活動の時間が始ります、授業ではありません。全国的に見ると英語以外の言語を導入している学校もあります。

現在の教員免許では英語は教えられません。語学習得には聞く、話す、読む、書くがありますが、日本は書くと読むが重視されていました。小学校では聞くと話すを学びます。

杉並区では1年生も年間5時間、英語に親しむ時間が始ります。韓国、中国の都市部は小1から教科として学んでいますから、日本は少し遅れています。

 

その他として、保育園と違うことの一つに、小学校になると保護者の皆さんと教員が話す機会が少なくなります。保護者が連絡帳に書いていただいたことについて全て返事を書くことはできません。理由は1クラス35人に教員1人では対応できません。ご質問などがありましたら、お気軽にお電話をください。

また、4月にはたくさんご記入いただく書類をお配りしますので、期限までにご提出いただきますようよろしくお願いします。

 

また、和田小学校では、メール配信システムとICカードシステムを導入しています。杉並区内の全ての学校が行っているわけではありません。

 

保護者からの質問は、

 

質問:土曜日は授業があるんでしょうか?

回答:土曜日に学校公開が1学期に1回程度あります。小学校によって年間の授業時間数は異なります。

 

質問:体育の時間数は何時間ですか?

回答:全国一律、週3時間です。水泳の時間だけは2時間連続で行っています。年間で105時間です。

 

質問:夏休み期間の登校日数は何日ですか?

回答:和田小学校の夏休みは7月15日から8月29日まで、学校によって異なります。登校しなくてはいけない日はありませんが、補習授業5日、水泳指導日13日間行っています。

 

質問:クラブ活動などはありまか?

回答:授業クラブと課外クラブがあります。1年生からは入れるのは課外クラブです。学校を提供して地域の方々が行っているサッカーに90人、野球に30人、剣道、空手もやっています。ただし有料です。詳細は入学後に資料配布します。(文責:園長)

 

以上、和やかな雰囲気の中で話し合いが行われ保護者の皆さんも一安心されたことと思います

 

 

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「詰め込み」保育は子ども不在

2011年02月24日 木曜日

resize1344杉並区内私立保育園連盟も関係者も多数参加した、東京都民間保育園協会主催の「子どもを守る緊急集会」へ行ってきました。会場は中野駅北口の中野サンプラザ、当日は500人の保育園関係者が参集しました。

 

通常国会で審議さらる幼保一体化法案とは別の集会で、東京都児童福祉専門部会で検討している認可保育園の子ども一人当たりの面積基準「引き下げ」案に反対する集会です。

 

集会の講演では、東京都は全国一番の待機児童を抱える場所ですが、ここ10年間も保育所の新設を怠ってきました。入園希望者が増えると、既存施設の定員の125%まで受入をするようにと「詰め込み」でしのぐ待機児童対策を行ってきた結果が、現在の猛烈な待機児童状態を生んできました。

ここまでの状況に追い込まれたら、新規保育所を建設する方向になると期待していましたが、今度は子ども一人当たりに必要な面積を減らして子どもをもっと「詰め込もう」という策を考えています。

 

たとえば、1歳児一人当たりの面積は現行3.3平米(約畳2畳分)ですが、2.5平米にしようとしています。2009年に機能面に着目した保育所の環境・空間に係る研究では、1歳児一人当たり4.11平米は最低でも必要と発表しています。

現行平米でさえ「食寝分離」が不可能なのに、されにそれを引き下げようとする考え方は保育園を運営する協会として受け入れられないと参加者満場一致で「認可保育所の現行最低基準維持を求めるアピール」を採択しました。

 

諸外国と比較すると現行面積でも最低レベルです、「うさぎ小屋」と言われた日本の住環境ですが、保育所に居る時ぐらい、子ども達にくつろげる空間を味わってもらいたいものです。

 

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おしゃれな保育園

2011年02月23日 水曜日

resize1338杉並区にある認可保育園 「杉並の家保育園」の新園舎(本園)の開所式に参加しました。京王井の頭線・浜田山の住宅地にある保育園で日ごろから私立園長会で交流のある園です。理事長先生は御歳87歳を迎えられますが、「生涯現役」のお言葉通り毎日のように園にいらっしゃっています。

 

新園舎は地上2階(屋上有)地下1階建、外壁は瀟洒な白タイル張りのマンション風で近隣の住宅とマッチし、LED照明、カーボンカウンター、サンドイッチガラス、屋上芝生など様々なエコアイディアが満載です。また、呼吸する珪藻土壁やオーク材の壁面と床材は高級感が漂い、天井LED間接照明のある保育室は隠れ家レストランの雰囲気です。

 

式典では来賓として参列された、新沢としひこさんご本人が作詞された、『はじめの一歩』をピアノ・歌で披露されました。育子園でも昨年の卒園式に子ども達が歌った『はじめの一歩』、ご本人のライブを聴けて感動しました。シンガーソングライターの新沢さんは、ほかにも卒園式では定番の、『さよならぼくたちのほいくえん(ようちえん)』や、有名な『世界中のこどもたちが』を作詞されています。

明治学院大学社会学部社会福祉学科で杉並の家保育園の園長先生と同級生で、お祝いに駈けつけられたそうです。

 

また、祝賀会では調理室で手作りされたケーキなど心のこもったおもてなしを頂戴しました。特に杉並の家保育園の東京都第三者評価利用者アンケートでは、100%の保護者が給食について「満足している」と答えているように、研究を重ねて質の高い給食を提供されています。

 

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文藝春秋が年間で最も売れる月

2011年02月22日 火曜日

resize1341第144回芥川龍之介賞の選考委員会が平成23年1月17日(月)午後5時より築地・新喜楽で開催され、朝吹真理子さんの「きことわ」と西村賢太さんの「苦役列車」が授賞しました。受賞者は新聞やテレビ報道で時の人となるのですが、今年は特にお二人が好対照で話題になりました。

 

 その受賞2作が全文掲載されている『文藝春秋 2011 3月特別号』の広resize1342告に、育子園が掲載されています。

法人本部のさまざまな事業広告の一つとして、今月は育子園を取り上げ「毎日を明るく生きるためのキーワード⑩ 子に学ぶ」と題して、子どもと父親のイラストエピソードを交えてメッセージを伝えています。

 

「子に学ぶ…大人や親は、子どもに教えようとしがちですが、大事なことは、子どもに学ぶ姿勢を忘れないことだと思います。一人前の大人になるために子どもに育ててもらっている、と受け取ることも大事です。子どもの言葉は親の姿を映す鏡、ともいわれますが、親も完璧な人間ではありません。幼子の様な素直さや謙虚さ、ものごとを純粋に受け入れることを学んでいきたいと思います。」

 

また、育子園の活動PRとして、

「佼成育子園は大人も成長できる不思議な保育園…子ども達だけでなく職員はじめ保護者も成長できる佼成育子園。ここでは、子ども達のみずみずしい感性と発想力思いやり、やさしさを私たち大人が「学べる」チャンスに溢れています。子どもを丸ごと受容し、一人一人の成長・発達を「見守る」仏教保育の様子はホームページをご覧ください。」

 

文藝春秋のほか、クロワッサン3月号にもイラストエピソードを変えて掲載されます。

 

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子どもは親を選んで生まれる

2011年02月21日 月曜日

resize1332職員が『体内記憶が教えてくれること えらんでうまれてきたよ』という生命の神秘を感じる本を紹介してくれました。

 

2010年秋に公開された『うまれる』という映画制作のきっかけになった産婦人科医・池川明先生の本です。3歳までの子どもの30%が、自分が母親のおなかの中に居た時のことやその前のことも覚えているのだそうです。

ほとんどの子どもが母親のおなかに入る前は、雲の上で友だちと遊んでいたと記憶しています。

そして、最も重要な、どうして両親を選んでくれたのかという質問に対して、

 

○この人がいいって、決めたの。

○ママがいいから。ママが赤ちゃん欲しいかなーって、思って来たの。

○神様と一緒にママを探したの。

○神様がいて、順番が書かれたハートを渡された。おかあさんを選べるように。

○ママが一番かわいかったから、ママにしたの。

○ママが寂しそうだったから、パパがいなくてなんか寂しそうだったから。

 

まだまだ沢山の答えが載っています。

また、大人がこの本を読んで自分も親を選んで生まれてきたと心底思えるようになって、人生が明るく大きく変わったと感想も載っています。

 

一般的には、子どもは親を選べないとか、その反対に親も子どもを選べないと双方がマイナス思考に陥ってしまう人達もいるのでしょう。しかし、この本のように考えてみると、自分で選んだ親のもとに生まれてきたわけですから、周りや環境のせいできないのです。自分で願ってこの世にいるのです、人生は前向きにプラス思考で生きようという勇気がわいてきます。

 

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世界標準の振る舞い

2011年02月18日 金曜日

resize13333月に卒園する年長クラスの37人と一緒に、杉並区にある方南小学校を訪問しました。育子園から徒歩2分の東京メトロ丸の内線・中野富士見町駅から一駅乗って、方南町へ着きました。

 

歩道を2人づつ手をつないで歩く道中、いつもながら感心するのは男の子が車道側、女の子が建物側がみんなのルールとして定着していることです。海外では男性がドアを開けて女性を先に通したり、エレベーターは女性が先に乗り降り、レストランでは席にエスコートするのが当たり前ですから、育子園の子ども達はすでに世界標準の振る舞いを身につけていると言えます。

 

方南小学校では1年生と一緒にゲームや園内見学を行いました。校舎は2年前に建て替えたばかりで、教室や職員室もガラス張りになっていてとても見通しが良い造りです。各学年の教室前には200㎡の供用フリースペースがあり、様々な活動を教室以外で行えるように工夫したのだそうです。

 

廊下には1年生の子ども達が描いた絵や習字の他にも俳句が展示してありました。その中の一句『友だちと 遊んでいると 気持ちいい』という句がありました。友だちと遊んで「楽しい」ではなく、「気持ちいい」、という表現がとてもストレートで素晴らしく、その時のその子のことを想像すると心が温かくなりました。

 

また、クラスの掲示板には、「たくさんつかおう!ぽかぽかことば」と題して、①ありがとう ②ごめんね ③おめでとう ④だいじょうぶ ④がんばったね などと貼ってありました。子ども達が考えた、ぽかぽかことば。とても良い取り組みだと思いました。

 

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そろった上履き

2011年02月17日 木曜日

resize1330今日は2月生まれの子ども達をお祝いする誕生会をホールで行ないました。今月のアトラクションは3歳児クラスが先週行われた発表会の出し物を披露することになっていました。

 

準備のためホール控室に入ってきた数人の子ども達、ある子どもが「先生、上履きはどこに脱げばいいの?」と質問すると、職員は「どこがいいと思う?」と切り返しました。その子どもは「じゃあここにしよう!」と出入口ドアの近くを提案しました。すると隣にいた子どもが「ドアが開いた時邪魔にならないようにここまでにしよう!」と言って、満足げに笑顔で、子どもなりにきちんと揃えて脱ぎました。

 たった数十秒のやり取りでしたが良かった点は、

 

○ある子どもが普段過ごしている保育室と違う場所でどうしたらいいかを表現できた点です。

○それを聞いた職員が「指示をせず」に、子ども達に考えさせるように切り返した点です。

○子どもが場所を提案した点です。

○さらには、ドアの開閉まで予測して脱ぐ範囲のルールまで提案したことです。

 

もしも、一般的な大人主導の保育を職員がしてしまい、「この場所にきちんと揃えて並べて脱いでね」と指示していたらどうだったでしょうか。子ども達は指示されるまま、笑顔も無く行っていたのではないでしょうか。脱ぎ終わった状態だけを見るとどちらも同じでしょうが、子ども達の心の中は180度違ったものになっていたと思います。

 

子ども達が自分で考えてルールまで提案している「見守る保育」の展開を見守っていることに喜びを感じた場面でした。

 

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パワーポイントの効果

2011年02月16日 水曜日

育子園のある杉並区では今日が4月入園の発表予定日です。例年以上の申込があるそうですから待機児童解消の一助として、育子園でも0歳児クラス3人、1歳児クラス5人ほど定員を上回って受け入れる予定です。

 

さて、今週から保育学校に通っている実習生を受け入れています。初日のオリエンテーションでは、パワーポイントで育子園の保育理念と実践を説明しました。映像と言語との説明は相乗効果があります。「見守る」というとらえ方も、一般言語として使われている印象とは異なっている点が視覚的に理解しやすいと思います。

 

また、子どもが自ら環境に働きかけて遊んでいる園舎内の様子や園庭のコンセプトも、写真を使いながら説明するとイメージをつかみやすいようです。

説明が聞いた3人の実習生のコメントは、

○保育は子どものお手伝いやお世話をすることだと思っていましたが、子ども自らが持ち備えている能力が表現されるのをサポートするのが保育者の役割だと感じました。

○保育者が毎日交代でホームページにブログを掲載しているのは驚きました。たくさんの保育園や幼稚園がある中で毎日更新している園は無いと思いました。

○子どもに選択肢を与えることの大切さが子どもの満足感を高めることだと感じました。登降園カードシステム、緊急メールシステムやインターネットで写真購入など新しいことに取り組んでいる園だと感じました。

○子ども主体の保育なので自分達は目立たないように、声も控えめにしようと思いました。

と感想を述べていました。

 

来月行う4月の新入園児説明会でもパワーポイントを活用して解りやすく説明ができるように、現在改良中です。

今日、明日には4月入園内定者50人から連絡がきます、園に対する第一印象がとても重要ですから優しく丁寧に解りやすく対応させていただきます。

 

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子ども中心に考える職員

2011年02月15日 火曜日

resize33206育子園では今年度行った保育の課題点を職員全体会で洗い出して、グループ討議を何回か重ね様々な角度からの意見を出し合っていました。先輩とか後輩とか、何年目だとかという経験値ではなく子ども主体・子ども中心の見守る保育を深めるにはどのように改善することが良いかという視点で話し合いをしていました。

 

そのような視点からブレずに話し合っている状態は、職員中心の発想のではなく相手中心の高い次元ですからさらに良いものが生まれてくる良い状態です。

 

凡夫である人間は損得中心で物事を判断することが多いのですが、先人に学んだり素晴らしい人格者に触れることによって、善悪で判断できるようになり調和していく世界にレベルアップしていくものです。大勢の人々が社会で生活していくには、自己中心で損得勘定が蔓延している状態だといつまで経っても混迷から抜け出せません。

 

さて、昨晩は東京地方でも雪が降りましたので、今朝は数人の職員が率先して園内外の雪かきを行っていました。こういう職員がいてくれることはなによりも有り難いことです。また、雪が降ったので早く出勤すれば何かお役に立てる早朝出勤してくれた職員もいます。

雪の重さで門前隣接地の植木の枝が折れていましたので、朝7時過ぎには杉並区役所防災パトロール車が出動し伐採してくれました。公務員である区役所の職員は区民に奉仕するのが仕事ですが、昨晩は深夜から早朝にかけても夜通しパトロールを行い安全確保に尽力いただいていることにも感謝です。

 

育子園は認可保育園、国税と地方税が主な収入ですから、認可保育園には国民に奉仕をする役割があります。

 

子ども達は雪景色の園庭を見て登園するなり、楽しそうに走っていました。雪は東京の子どもにとっては最高のプレゼントになりました。

 

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