オレンジのボール
2011年01月05日 水曜日
先月のことでした。園庭で遊んでいた年少組男児が芽が出たばかりの芝生の垣根(ロープ)をこえて立ち止まっていました。思わず「芝生がかわいそうー」と言っのですが、どうも何か困ったようすでした。又芝生から離れそうもありません。
そこで芝生から出ることだけにとらわれていた自分に気ずき見守ることにしました。すると木の上の方を眺めていました。「ボールが取れないのー」私も棒で取ろとしたのですがーとれません。その時そうだ 「カラスさんに取ってもらえばいいよ…」皆でカラスさんを呼びましたが、来てくれませんでした。
次に「じゃ~かぜさんに取ってもらうといいよ…」かぜさんをよびました。それでもとれません。そうしてるうちに給食の時間になり「そうだーお化けさんが取ってくれるよーといいながらお部屋に戻りました。
そして私もランチルームで食事を頂こうとした時でした。ボールがおちていたのです。思わず食事中のDちゃんを呼んでしまいました。Dちゃんは「わーつ!かぜさんが取ってくれたのかなー おばけさんかなー それともゴセンジャーかなー」と色々でてきます。
それからKちゃんのところへいきボールの話はつづきます。そしてその日のフルーツが何とみかんKちゃんと「あれは大きなみかんだね」とさらに盛り上がっていました。私も一緒に楽しく感動の一日でした。DちゃんKちゃんありがとう。(保育主任:M)
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