ドイツからクリスマス会に参加
2010年12月27日 月曜日
今夏、保育環境研修でドイツのミュンヘンを訪れた際に再会できた、育子園卒園の親子4人が来園してくれました。園のクリスマス会に参加しショーやゲームコーナー、給食もランチルームで一緒に食べていただきました。
また、園のサンタクロースさんは世界中を旅している方なので、ドイツ人のご主人さんにも紹介すると、ドイツ英語で喋っていました。
ところで今冬のヨーロッパは大寒波の襲来で飛行機は6万便が欠航で交通機関はマヒ状態のようですが、一足先に来日されたので影響は無かったそうです。いつも育子園のことを思い出していただいて、訪ねてくださることはとても嬉しいことです。
さて、サンタクロースさんから、なるほどという夫婦円満の秘訣を教わりました。
それはお互いに「良いところをほめること」です、最初は照れくさいでしょうが毎日ほめているとそれが自然になっていきます。お互いいつ何時「この世からいなくなる」かも解らないのですから、命がある今ほめることをしていきましょう、と。
続けて、離婚寸前のカップルが嘘のように幸せになった話も教えてくださいました。
離婚届を出す前に、人に勧められてある人に会いに行きました。その人は今から3日間私と一緒に過ごしてくださいと告げました。すると、コピー用紙を沢山持ってきました。そして、今から一人一人がお互い出会ってから今日までに体験した嬉しかったことや楽しかったこと、相手良いところを思い出して、紙に書いてくださいと言いました。
別れるために来た2人ですから最初の1日は何も書くことをせず、部屋の中で無言で座っていました。2日目も同じことを言われました、すると2日目の途中から少しずつ楽しい思い出や相手の良いところを書くようになってきました。1つ、2つ、3つと思いだして1枚の紙が一杯になりました。そうしたら、その紙をお互いが交換して読み合うのです。そうすると心が温かくなり、指示されなくても次から次へ溢れるように書き、交換して読み合うという繰り返しが続いたそうです。
そして、3日目の終わりには、お互い抱き合いました。3日ぶり屋外に出てみると3日前とは別世界のように全てのものが輝いてみえ、イライラした心がなくなり、2人で再び愛を誓い合って幸せに暮らしたそうです。
相手の長所を見つけて、讃える、感謝するということを行ったら180度違う世界が見えてきたのです。保育も同じだと思います、子どもの良いところを見つけ、ほめて、伸ばすことを行っていけば間違いないのです。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ