【初】杉並区内保育施設地域懇談会
2010年12月15日 水曜日
杉並区役所の大会議室で杉並区内保育施設地域懇談会という会合がありました。初めての試みとして行われたこの会合、杉並区内にある認可保育園、認証保育所、杉並区子供園、杉並区保育室、グループ保育室等の約100ヶ所の保育関係施設の長が集まりました。
地域ごとのグループに別れて、施設紹介等の話し合いを行いました。育子園のあるグループの司会進行役を務めさせていただいたのですが、13箇所の方々の話が盛り上がり時間の都合で全園の話が聞けなかったのが残念でした。
たとえば東京都が待機児童対策として制定した認証保育所では、年中無休で22時まで開所している施設もあります。来年の元旦も保育を行うことになっているとおっしゃっていました。様々なサービスを展開して、保護者ニーズに対応されていることも改めて認識しました。
杉並区独自の子供園は、区立幼稚園の空き教室を活用して長時間保育を行っています。全員お弁当持参で午前中は13時ごろ帰る短時間の子ども(いわゆる幼稚園の子ども)と遅くまで残る子どもが保育士と幼稚園教諭2級の職員と一緒に過ごし、お弁当を食べ終わってから2つの部屋に分かれます。それは子どもへの配慮として遅くまで残る子どもが、早く帰る子どもを見て辛くならないようにしているのです。また、園庭やプールはとても広いそうなので、近隣の保育園の子ども達が日常的に利用しているそうです。
認可保育園の公私立園長会は会合を行っていますが、今回のように様々なタイプの保育施設の実情を話し合えたことは素晴らしい企画だと思いました。顔見知りになれたので、各園の訪問等の交流をしていこうという意見も出ていますので、子ども達もそこに参加できると楽しそうですね。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ