約束事は子どもと一緒に
2010年12月16日 木曜日
読売新聞に「子どもに守りやすい約束」を親子で一緒に決めようというコラムが載っていました。スーパーで走り回ったり、食事中に遊び始めたりと子どもは興味のあることに心を動かされます。
親子で話し合って具体的な守りやすい約束を決めることもよいのではという提案です。約束を決めるときのポイントは子どもの発達段階を見極めて、
①子どもと一緒に決める ②守りやすく、守られやすい内容にする ③簡単で、肯定的な内容にする
その一例として、
「○○をしない」「○○はダメ」などの否定的な表現ではなく、「これをする」「○○をする」などの肯定的な表現にしてみましょう。
■食事中は歩き回らない⇒食事は座って食べましょう
■おもちゃを散らかさない⇒遊んだら片付けましょう
■電車の中では騒がない⇒電車では静かにしましょう
などです。そして約束が守れたら、大いに褒めることが大切です。褒められる回数が増えてくると、行動が習慣として定着していきます。子どもを叱って行動をやめさせるのではなく、いい行動を増やしていくという考え方で子育てをしていくほうが親自身が楽になり出来たことを喜べることが嬉しくなっていくのではないでしょうか。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ