子どもが自分で決める力
2010年12月08日 水曜日
今年のクリスマスは24日が金曜日、25日が土曜日ということもあってクリスマスケーキや○○チキンの予約が大幅に伸びているそうです。また、23日木曜日に休みを取ると4連休になるので羽田からアジア方面への海外旅行も予約が殺到しているようです。
さて、子どもが自ら考えて自分で決めたことを実行している素晴らしい話を保護者から伺いました。そのお子さんは納豆が嫌いだったのですが、あるきっかけによって自分から納豆を毎日食べるようになったそうです。
それは近所に住んでいる小学生から「納豆を食べから大きくなれた!」という話を聞いて、その日から自分で食べ始めたというのです。子どもが自分で判断し実行しているという力強さ、継続力には頭が下がりました。
大人が無理にすすめたり、させるより子ども同士が学びあう「協同的学び」の方が、その子にとってやる気がでるのでしょう。それを裏付けるように育子園で自然発生的に行われている0~5歳児の日常的な交流の様子を見ていると、下手に大人が介入して教えたり、させたりすることはあまり効果的でないことを実感します。
また、子どもに対する関わり方も大人より、子どもの方が上手な場面を見かけることもよくあります。
そういえば○○を食べると健康になれるとテレビ等で放送されると、その日の夕方にはスーパーでその食品が売り切れたりしますが、一時的なことが多いようです。納豆を食べるようになった話のように大人よりも子どもの方が持続力も優れているのではないでしょうか、子どもから学ぶことは毎日のようにあります。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ