斜陽を楽しむ
2010年11月26日 金曜日
11月のある日の夕方のことです。育子園のロビーにきれいな虹色の光線が輝いているのを職員が発見しました。玄関から入ってきた初冬の西日が絶妙な角度で、ロビーの水槽と鏡に反射して鮮やかな色彩を発していました。
事務室にいた職員や給食室の職員も集まってまるで子どものように(むしろそれ以上に)、嬉しそうに歓声を上げていました。フローリングの床面に白紙を置いて、さらに色彩を際立たせようとする職員まで登場。約10分間の出来事でしたが、ちょうどその頃同じ1階の0歳児の部屋でも(11月24日「園のこだわり」ブログ」)、西日を利用して壁で影絵をして楽しんでいたのですね。
この時季だからこその、斜陽が織りなす光の芸術に大人も子どもも時を忘れて楽しんでる姿を見て、色んな事に感動し共感する感性はいつまでも大切にしたいものですし、それを表現できる職場環境そして感性豊かな職員が居ることは有難いことだと思いました。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ