2年越しの園長見学会
2010年11月12日 金曜日
11月11日は色々な日です。介護の日、ポッキーの日はよく耳にしますが、立ち飲みの日というのもあるそうで、「1111」が人が立っているのに似ているからだそうです。また、土が11なので「鮭の日」でもあります。
そんな1111というゴロの良い日に杉並区内の公私立保育園園長先生方40人が見学にいらっしゃいました。一度にこれだけの園長先生に来園いただくことは滅多にないことです。
このブログでも幾度か紹介しているように、公私立保育園が一緒に保育について学べる市区町村は希有なことです。
今回の見学会は2年越しです、去年の12月に本園で見学会を予定していたのですが、新型インフルエンザが発生し急きょ見学会が中止になった経緯があります。
今日は晩秋の快晴に恵まれ予定通り10時から始まりました。最初にパワーポイントで園の概要と保育理念等についてご覧いただきました。特に「見守る保育」理念と園長自身の目標と実践をお伝えし、今年4月の園長会総会で講師の松居和先生から教えていただいた、保護者の1日保育参加を7月から開始した様子を発表しました。
ある園長先生は、園長は子どもと直接関わるのが役ではないので、藤森先生の「見守る保育の三省」の園長版、①職員を丸ごと信じよう。 ②職員にどんな時も真心を持って接しよう。 ③職員を見守ろう(職員一人一人に応じた援助をする)。がいかに大切なのかを学べたので実践していきたいとおっしゃっていました。
その後、約1時間園内を自由に見学していただいた後、「鮭の日」にちなんで子どもたちと同じ給食試食もしていただき12時30分に終了しました。
最後に園庭のケヤキの下、みんな笑顔で集合写真を撮りました。この先生方の園で杉並区6,000人の子ども達が健やかに育っているのだと思いをはせ、上を見上げると空は碧く輝いていました。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ