探究心を大切にする。
2010年11月26日 金曜日
以前、園庭で遊んでいた子が木の棒を持ち、ある職員に「せんせい この棒~ なんで… ~なの?」と質問しました。職員は「なんでだろう。不思議だね。」と共感するように答えました。
そのとき自分は、¨なんで答えを教えなかったんだろう¨と思いました。
その後、子どもは、その不思議な棒をお友だちに見せると、お友だちも ¨どうしてだろう¨ という同じ気持になり、みんなで考えたり、同じ棒を探そうとする姿が見られました。
それをみて、そのとき子どもの意欲を引き出した、探究心を大切にしたんだ、とういうことに気づきました。もしあそこで答えを教えていたら、それでおしまい、ここまでの発展はなかったかもしれません。
発達とは、教わって獲得していくものではなく、自らの能動的な行動で獲得していくものなんだなと改めて気づくことができました。
(そらグループ:T)
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