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採用情報

グローバルな看護師さん

2010年11月30日 火曜日

lrg_10386797先週の金曜日、数年前一緒にエチオピアへ行った看護師さんが来園してくれました。育子園と同法人の佼成看護学校を卒業し佼成病院で勤務している看護師さんです。看護師資格を取得後、働きながら保健師の資格も取得した努力家で、海外での医療援助にも幾度も出掛けた経験のある前向きなグローバル思考な方です。

3~5歳児グループを見学してもらってもらい子ども達に看護師さんだと伝えるとみんな寄ってきて、どういう訳か口を空けて歯を診てもらっていました。まるで歯科検診のようでした。

 

さて、法人本部で行っている一食平和基金(食事を抜いた分を献金し社会平和活動に貢献する)のプロジェクトで全国から集まった人達と、エチオピアの植林活動へは、イタリア(ローマ)経由で現地入りし活動後、ドイツ(フランクフルト)経由、フランス(パリ)を周遊して帰国しました。

 

エチオピアは内戦や隣国との戦争によって、緑豊かだった国土のほとんどが破壊されてしまいました。我々はランクル3台に分乗し毎日悪路を4時間激走しユーカリなどの苗を1万本弱植えました。雨季でしたから雨が降ると道路はぬかるみ状態ですので四駆威力の発揮どころです、ランクルは当然現地でも400~600万円するそなので、中流階級が1日に50円で生活しているエチオピアでは1台ウン億円!

 

車を見るたびに手を振り寄ってくる子ども達の笑顔に終戦60年を迎えたわが国の「ギブミーチョコレート」時代を重ねあわせたのです。もちろん私は戦後世代なので当時を体験したわけではありませんが‥。

そうした車窓を眺めながら「幸せはいつも自分の心が決める」をあらためて感じました。

 

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就職率100%の工業高校

2010年11月29日 月曜日

奈良県立王寺工業高校はこの不況下でも就職率100%を誇る学校です。就職先は大手自動車メーカー、電機メーカーなどで各会社から毎年是非就職して欲しいとお願いされるほどだそうです。

 

しかし、10年前まではいわゆる荒れた学校で、新しい先生が来ると生徒が喧嘩を売るような校風でした。そこに転任してきたのが、生徒指導担当の久保田先生でした。

 

部活もせず授業もそこそこに帰宅部がほとんどでしたが、久保田先生は生徒に自分から率先して挨拶と掃除を行いました。そして模型部に関わるようになり、生徒のやる気を引き出し2年後には関西のロボットコンクールで優勝するまでになりました。

それを機に生徒の様子が徐々に変化し、挨拶をする生徒や先生と一緒に掃除をする生徒がぽつぽつと現れてきました。

 

数年後には全校で、先生も生徒を見つけると挨拶をし、生徒も先生よりも先に挨拶をする学校に変って行きました。

過去の校風時代の卒業生が久しぶりに母校を訪ねると、在校生が挨拶をしてくれて、トイレはピカピカ、落書きだらけだった廊下もきれいに磨かれているのを見て変われば変わるものだと驚いたそうです。

一人の先生が真心の実践をコツコツと繰り返したことが波紋のように広がっていき、学校全体が生まれ変わり生徒一人一人の人生までも変えた話です。

 

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幼保一体化「急いては事を仕損じる」

2010年11月27日 土曜日

P117080911月22日の読売新聞に「こども園 幼保一斉反発 ~財源も中身も不明~」という記事が掲載されていました。以前にもこのブログで紹介したように、国は2013年度から幼稚園と保育園を統合する案を来年の通常国会に提出する予定です。記事では、全国の私立幼稚園関係者2,000人が幼保一体化反対緊急アピールを採択し、保育園関係者も反対パレードを行うなど保育現場での活発な動きを紹介していました。

 

保育園は児童福祉法に基づく施設ですから、親が働いているなどの理由で保育ができない家庭のお子様をお預かりし、保育料は所得によって異なります。しかし幼保一体化になると児童福祉施設ではなくなり、保育料は家庭の所得に関係なく利用した分だけ一律支払いになるなど、根本的な変更になる可能性があります。

 

このような戦後最大の大改革を行うのであれば、OECD諸国の質の高い保育を視野に入れ、最低といわれている保育者の人数や保育面積の基準を世界最高レベルの引き上げや、大人主導・大人主体の保育方法を見直すなどの、ガラパゴス脱却のための前向きな改革を希望するところです。なお、制度設計のワーキングチームの中には「見守る保育」を主宰している藤森園長先生も参画されています。

 

いずれにしても、子ども主体・子ども中心で考えた上での制度改革を行っていくことは大切ですが、「急いては事を仕損じる」とならないよう、今年度中の国会審議などという拙速な舵取りは利用者不在になりかねません。

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斜陽を楽しむ

2010年11月26日 金曜日

resize000111月のある日の夕方のことです。育子園のロビーにきれいな虹色の光線が輝いているのを職員が発見しました。玄関から入ってきた初冬の西日が絶妙な角度で、ロビーの水槽と鏡に反射して鮮やかな色彩を発していました。

 

事務室にいた職員や給食室の職員も集まってまるで子どものように(むしろそれ以上に)、嬉しそうに歓声を上げていました。フローリングの床面に白紙を置いて、さらに色彩を際立たせようとする職員まで登場。約10分間の出来事でしたが、ちょうどその頃同じ1階の0歳児の部屋でも(11月24日「園のこだわり」ブログ」)、西日を利用して壁で影絵をして楽しんでいたのですね。

 

この時季だからこその、斜陽が織りなす光の芸術に大人も子どもも時を忘れて楽しんでる姿を見て、色んな事に感動し共感する感性はいつまでも大切にしたいものですし、それを表現できる職場環境そして感性豊かな職員が居ることは有難いことだと思いました。

 

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待ってくれる人がいるから

2010年11月25日 木曜日

「夜回り先生」でおなじみの水谷修先生が講演会で、大人の対応が子どもの与える影響力について力強く語っていました。

 

水谷先生が中学生の時、同じクラスの友達に暴力をふるう教師に対して勇気を振り絞って抗議したら、生涯忘れられない出来事が待っていました。その教師は水谷さんを廊下に呼び出し、自分のげんこつを突き出して、「おまえはげんこつめがけて頭から走ってこい!」と命令しました。

 

水谷さんは悔し涙を流しながら走り、そのげんこつに自ら頭をぶつけました。何回か覚えていないほど要求されたそうです。その後、教師に対する不信感は大学生まで続きました。

 

その不信感をみごとに解凍してくれたのは、上智大学哲学科長の渡辺教授でした。携帯電話などない33年前、水谷さんに一言を伝えたくて下宿の片隅で一晩待っていてくださっっていました。そして「水谷君。大学に戻っておいでよ、待ってますよ。」とだけ告げました。

 

後日談ですが、水谷先生のお母さんが先生に相談してそのような触れ合いをしてくださったのだそうです。翌日から大学に通い始めるようになりました、渡辺先生はいつも静かに本を読み、どんな質問にも答えられる博学にもかかわらず、自分の意見は押し付けずに、明らかに間違っている時も「それでいいのかな?」と相手に考えさせるようにしてくれました。

今、自分が夜の繁華街をパトロールして出会う少女達に対しても、渡辺先生から教わったとおり、横に座って話を聞き最後に「帰ろうか」と言うだけ。先生から教わった待つことの大切さを大事にしているのです。という内容でした。

 

子ども主体・子ども中心の「見守る保育」も渡辺先生や水谷先生の実践と同じです。一人一人の子どもを信じきって、待ってあげることから全ては始まるのです。

 

原宿のイルミネーションは12/1から

表参道のイルミネーションは12/1から…

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上野のタクシー運転手さん

2010年11月22日 月曜日

resize33159親の思いと子どもの思いについての話です。

 

その①です。バス停のそばで、母親と4歳ぐらいの子どもが何やら言い合いをしていました。子どもは泣きじゃくっていましたが、まさに双方真剣そのものです。こういう時は大人とか親とか子どもとか、○十歳と4何歳だからとかは関係なくなるのでしょう。

 

人間対人間の一本勝負のようでした。途中かっらだったので言い合いをしている原因は定かではありませんが、母親が子どもに向かって「とにかく、謝りなさい!」と威嚇(そのように見えたので…)しているのです。子どもは泣きながら「ごめんなさい、ごめんなさい!」と謝りましたが、母親は収まりません。

すると子どもが「ぼくはごめんなさいしたのに、なんでママは謝ってくれないの!」と泣きながら言っています。

 

きっと幼稚園か保育園で子ども同士のトラブルがあった時には、それぞれの気持ちを伝え合い最後は双方が謝って仲直りできることを学習してたのでしょう。大好きな母親とも是非そうしたかったし、できると信じていたのでしょう。しかし母親は親の権威にかけて(そのように見えたので…)謝りません。子どもは再度、泣きじゃくりながら母親を促しました。

すると母親は渋々、子どもの顔を見ずそっぽを向いて「ごめんね~」と茶化すような気の無い言葉を発しました。

子どもはそれ以上母親には求めませんでした。あきらめてしまったのでしょうか…。

 

その②、ある父親と息子さんの話です。息子さんは東京上野にある大学に進学を希望していました。難関校なので父親も何か自分にできることはないかと考えました。

 

父親の仕事はタクシーの運転手さんです、そこで思いついたのが普段流している場所から上野周辺に場所を移動して、その大学に何かの縁が結べたらと考え即実践しました。そして時は流れました、その日も上野近辺でお客さんを乗せました。するとその方は息子さんが目指している大学の先生だったのです、父親は恐る恐る息子さんのことを話すと、その先生は息子さんに自分を訪ねて来るようにと言ってくれました。

そして息子さんはその大学に入学しました(ちゃんと試験を受けてです)。

 

子どもにとって親の役目とは何なのか、考えさせられる2つの 話でした。

 

 

 

 

 

 

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給食を1人で食べる子ども

2010年11月19日 金曜日

11月13日に佼成図書館視聴覚ホールで行われた、杉並区私立園長会主催の福島大学大宮教授の「学びの物語」研修で子どもの主体性や責任についてこんな事例がありました。

 

ニュージーランドに日本から保育研修に訪れたある園長先生の話です。保育園で給食が始まりましたが、ある子どもが遊びに集中していてランチルームに来ませんでした。他の子ども達食べ始めてたころその子がランチルームに入ってきて、みんなと違うテーブルに一人で座って食べ始めました。

 

それを見ていた園長先生は1人で食べている子をフビン思い、みんなのテーブルに給食を運ぼうとしたところ園の先生から止められました。あの子は自分で遊びを選択し、自分でそのテーブルを選択したのですからそれを尊重してあげてください、と。

 

また、ある幼稚園ではお弁当を持参することになっているのですが、その子は朝ごはんをいっぱい食べてお腹一杯になって母親に今日はお弁当はいらないと言いました。母親もそれを尊重してお弁当「無し」で幼稚園に来ました。

お昼の時間になりみんながお弁当を食べ始めると、その子もお腹が空いてしまいました。職員は困ったこととはとらえず、他の子ども達に今の気持ちを伝えてみたらと、その子に話しただけです。

 

以上はOECDが認めて推奨している5つの保育の一つである、ニュージーランドのテファリキでの子どもと親と保育者との関係を表した例です(残念ながら日本の保育は5つの中に認められていません)。

このように子どもも大人も自分で判断し選択し、それを他の人達は侵さず尊重し見守る、それが真に開放された民主的な社会の一例でしょう。

 

 

昭和記念公園の木陰

昭和記念公園の木陰

 

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子どもとの距離感

2010年11月18日 木曜日

resize3313611月11日に行われた杉並区内公私立保育園園長の見学会で、育子園で行っている子ども主体・子ども中心の「見守る保育」と保育環境設備設定をご覧になった園長先生からこんな話を聞きました。

 

長年保育士として現場で働いてましたが、園長になってから少し子ども達と距離を置けるようになって感じたことは、日々子どものためと思いながらやっている保育は大人主体になっていたのではと思うようになりました。

 

育子園の保育を見て未来の保育はこうなっていくのか、こうなっていくことが子どもにとって幸せなのではと考えさせられました。とおっしゃっていました。

 

また、ある園長先生からは園児が192人いるようには感じられないぐらい、子どもが遊びに集中してざわついていなかったのが印象的で、職員の声かけも静かで眼差しも優しくて穏やかでした。

 

その他は、カード式園児・職員登降園システムに興味を示していらっしゃる園長先生がいらっしゃっいましたので、延長保育料金の自動請求書発行や導入コストのこと、パートタイマー職員の給与計算が自動化されたことによるメリットなどを説明しました。

 

日本で一般的に行われている年齢別一斉保育は世界的に観ると異例な方式で、特に保育先進国といわれる欧州では年齢ではなく発達で子どもをとらえています。子ども主体・子ども中心の保育を行なうためには自然と発達でとらえるようになり、自然と異年齢の活動が展開されていくのです。

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保育園 お昼寝「卒業」も

2010年11月17日 水曜日

P117079011月11日つながりの話です。当日の読売新聞に「保育園 お昼寝 卒業も …生活リズム重視4、5歳児就学に備え」という記事が掲載されていました。

 

保育園の文化として実施されていた昼寝を見直す動きが広まっていて、特に4、5歳児で取りやめるなど保育園での昼寝の見直しは進んでいます。品川区の保育園を午後2時に訪れると4歳児が室内で遊んでいました。この園では2008年からゴールデンウィーク後は4、5歳児の昼寝は行わないようにしているそうです。

 

その様になったきっかけは、この園が保育園と幼稚園の機能を併せ持った「認定子ども園」になった時に、同じ年齢の子ども達の中で2時に帰宅する子どもは昼寝をしないのに、夕方までいる子は昼寝をするとうい違いに直面し疑問が沸いてきたそうです。子どもにとって本当に昼寝は必要なのか、大人の都合や長年の習慣で昼寝を行っているだけではないのかなど話し合いが行われ4、5歳児の一律的な昼寝は取りやめることにしたのだそうです。

 

現場の職員からこのような疑問に対して話し合い、改善できたことは頭の柔らかい園なですね。保育園に見学に訪れる保護者の中でも、自分が保育園に通っていた当時のいやだった思い出は、給食の完食と寝たくないのに寝かされていた昼寝が多いのです。

 

育子園も3年前からその子の発達を見守りながらの昼寝選択性を行っています。実際に午後6時30分まで預かり保育をやっている幼稚園では昼食を食べ終わった後、園庭で遊びたい子は遊び、室内で遊ぶ子や横になって休んでいる子など様々な様子こそが一人一人の発達にあった状態なのですから。

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杉並・わがまちクリーン大作戦

2010年11月16日 火曜日

resize33140育子園のある杉並区では「杉並・わがまちクリーン大作戦」を毎秋に行っています。毎年約1万人の区民が参加するイベントで11月14日の日曜日に参加してきました。

 

当日は初冬の晴天の下、京王井の頭線の高井戸駅から久我山駅間、約2キロメートルの神田川沿いの遊歩道を清掃しました。井の頭線は、渋谷駅と吉祥寺駅を結ぶ総延長12.7キロメートルしかない私鉄ですが、下北沢や浜田山など人気の街があります。また関東で最初に全冷房化がされたそうです。

 

当日は小学生から95歳まで約30人の住民の方々と約1時間ゴミ拾いを行い、このイベント用45リットルのゴミ袋8つが一杯になりました。これでもこのイベントを始めた当初より、半減しています。

 

神田川沿いにあった里程標(キロポスト)には、みなもと3キロメートル、すみだがわ21.5キロメートルと記されています。みなもとは井の頭公園の中にあり水が滾々(こんこん)と湧き出て、京王井の頭線沿いに高井戸駅、そして育子園の南側を神田川は流れ、新宿を経由しやがて隅田川に合流していきます。水面には鴨や鯉が悠々と佇んでいました。

 

今回参加された最高齢者は95歳の男性で、ご自宅から自転車でいらっしゃったそうです。お元気そのもので毎日のように民謡を奏でていらっしゃるとのこと、自転車に乗ってお帰りになるバランス感覚はとても100歳を前にした方とは思えないしっかりとした後姿、ご長寿にあやかりたいものです。

 

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