子どもをほめるより叱ることが多い55%
2010年10月27日 水曜日
「子どもをほめて育てる」ということは頭で理解していても、忙しい日々で実践するとなるとなかなかできないものです。
読売新聞にこんな記事が掲載されていました。
子育て中の親へのアンケートで、①ほめることより叱ることが多い55% ②ほめることが多い18%(ベネッセコーポレーションのアンケート)という結果があります。
また、効果的な「ほめ方」について、①チームでほめる…両親、祖父母、保育園などと協同で。 ②短所言い替え法…やるげきことを後回しにする子には「おおらか」という、見方・発想の転換をしてみる。 ③一歩下がり法…出来て当たり前と思っていることができなくても、一歩下がって長所としてとらえ直す。など、色々試してみることも一つの方法です。
子育ては結果がすべてではありませんから、子どもなりの努力の過程を認めてほめてあげる習慣が大切です。また、大人の価値観(その価値観が絶対ではありません)にとらわれず、子どもの成長を多面的にみることで大人の気持ちが楽になり子どもが変化することがよくあります。
大人でも幾つになっても、ほめられると嬉しいのもです。それは人から認められているという存在意義と安心感によるものです。幼い時だからこそ、ほめられて嬉しいという満足感を味わえる触れ合いが情緒の安定に繋がっていきます。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ