これからは広告よりも私告の時代
2010年10月07日 木曜日
不況下の現在においては企業は宣伝広告をいかに効率的に行うかが大きな課題になっています。そこでインターネット上の広告が大きな効果を生んでいます、先日NHKでネット広告について、なるほどという番組を放送していました。
2005年にはネット広告は全体の5%でしたが、2009年には12%に及んでいます。依然テレビ広告が30%を占めていますが、これは商品や情報を認識してもらう手段としての投資です。
多くの人はテレビで知りえた商品や情報のうち、自分が興味があるものをネットで調べたくなります。そこで検索連動型広告(そのキーワードに関連する広告表示)の登場です、たとえば「焼肉」と検索したら画面の上部と右側に「○○焼肉」などの広告が表示されます。思わずその広告をクリックしてしまうこともあるのですから、宣伝効果が高いトップページの目立つ位置に表示できるかは、ワンクリック○円の広告料を支払うオークションで決まります。
キーワード選びや複数キーワードの組み合わせで広告料をいかに抑えるかが収益率にかかってきます。テレビ広告だと数百万円も掛かる広告ですが、ネット広告なら小さな企業でも効率的に広告をうつことができるので新しいト広告需要も取り込むことが可能です。プラスして口コミ、つぶやきでさらに効率的になるのです。
さらには広告という言い方よりも私告(自分に対して告げてくれる情報)とでも言える、携帯電話のGPS機能を使って位置連動型広告によって、その場所やその人の行動パターンに応じた広告情報を発信するとさらに効果的になります。
これを保育にたとえると、子ども全員にしゃべりかけるするのではなく、私告(その子に対して)する保育が効果的と言えるのです。
この育子園のホームページも園を知ってもらうための重要な広告媒体と考えています。
そのうえに利用者や地域の口コミ情報などの私告との相乗効果によって「選んでもらえる保育園」になれるように、子ども主体・子ども中心の保育を進めています。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ