ITでエコ
2010年09月24日 金曜日
日本では毎日かかさず携帯電話やパソコンを使う人々が数多くいます。そんな人々にかかせない「グリーンIT(環境に良いIT)」についてNHKで取り上げていました。
IT化が進めば消費電力は増えてどんどん増えていきます2006年に経済産業省が試算したIT関連電力料金は年間約6,000億円、主にサーバが大きな電力を消費しています。従来はシステムが増えるとサーバを増設していましたが、今では性能を落とさずに1台のサーバで複数代の仕事をしているようにみえる仮想化技術はクラウド化との相乗効果で促進されています。
また、オバマ大統領も提唱しているスマートグリッド(賢い送電網)は今後、自然エネルギーの効率的使用に必要不可欠です。つくば市にある大手コンビ二店舗には太陽光パネルが設置してあり、蓄電量が多い店舗をユーザーに携帯電話で知らせて電気自動車の充電場所を誘導しています。
さらに、東京都ではITを活用してウォーターソリューション技術を高め、水道管の漏水対策管理を徹底しています。先進国でも漏水比率が20%になる所もありますが、東京都はたった3%に抑えています。これもITによるコントロールの成果で、世界にこのシステムを売り込もうと意気込んでいます。
世界には水不足で困っている国々が沢山ありますから、効率的に水道管理ができる日本の技術への期待は高まっていくのでしょう。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ