世界60カ国で32,000台
2010年09月09日 木曜日
日本IBMから寄贈していただいた、キッズスマート(幼児教育支援パソコンソフト)の説明会を行いました。IBMが全世界へ向けての社会貢献活動としてキッズスマートを寄贈しています。世界60カ国に約32,000台、日本では約700ヶ所の幼稚園、保育園、特別支援学級等に導入されているそうです。
ワシントン大学の教育グループが中心となって作ったパソコンソフトを使って、数や図形等を楽しく学べるゲームが約30個入っています。楽しいおもちゃ箱が園に来たという感覚で子ども達に使ってもらいたいと思います。IBM担当者の説明の中でのポイントは、子ども達が順番を守ったり、与えられた時間を守ることが学べること。また、独りでは遊ばずに2、3人の子どもがコミュニケーションを取りながら活用することに意味があります、という点です。
日本では「孤食」が幼い子ども達に好ましくない影響を与えていると分析されています。子どもは何を食べるかよりも誰と食べるかが大切なのですから、このキッズスマートも何のゲームをするかよりも誰とそのゲームをするかが重要なのです。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ