お寿司の名前はなぜかMito
2010年07月12日 月曜日
イタリアはストライキが日常です。列車も動けばラッキー、数時間遅れは当たり前です。
ヴェネツィアからミラノ行きの列車に乗るために、十時にヴェネツィアサンタルチア駅に到着するとると炎天下の中、駅舎から人が溢れ返って、駅前広場の運河に落ちそうな勢いで並んでいます。
この駅はベネチア唯一の駅、1860年にサンタルチア教会と修道院を取り壊して建設されたので、サンタルチアの名が残っています。ここからは、ローマやナポリ、フィレンツェ、ミラノ行きなどがあるのですが、どうやら朝から全く運行していないようで、子どもはぐずり、人々は疲れきって座り込んでいる人も大勢います。
「郷に入れば郷に従え」いずれ動き出すまでと、駅の売店に入ってみると、お寿司のパックを発見。この棚だけを見ていると、まるで日本のスーパーの一棚を見ているようです。
何種類かあるので、商品名が貼ってあります。
その名前がなんだか妙に面白いのです。地名シリーズなのでしょう。
Tokio. Kobe. Tiba. Mito. Hagi.‥
このまちまちな取り合わせが良いですね。日本でもナポリタンとか命名しているので、雰囲気が伝わればいいのでしょう。
三時間待ったところで何と!12:50発 列車9722番 ミラノ行き列車だけがSTOPの表示が解除され、発車することになり、群衆と共に駆け足で列車に乗り込みました。
とってもツイテるのですが、
たまたま会話した方々はローマやフィレンツェに向かうと言っていましたので、その後どうなったか心配です…。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ