朝食は家で食べるもの?
2010年07月07日 水曜日
ドイツミュンヘン市のほとんどの保育園では、朝食が出ます。
親が働いている家庭では、朝は何かと慌しく過ぎて行きます。
大人は時と場合を判断して、食べるスピードや量をコントロールすることができますが、子どもはそうはいきません。
そもそも食事のコントロールなどは関心の無い事柄でしょう。
また、大人でも起きてすぐに食欲がない時もあるでしょうから、子どもも同様です。
それだったら園に登園して落ちついた時間に、大人の都合でせかされることなくゆったりとした気持ちで、友だちと一緒に朝食をとれることは、子どもにとって幸せな時間と言えます。
ある国では、子どもに家で栄養摂取させることが大切とされ、誰と一緒にどんな雰囲気で食べたかは、二の次になっているのはもったい無いことです。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ