迷わずにこの道を歩もう
2010年07月05日 月曜日
今回のドイツ保育視察ツアーには、日本各地から子ども中心の保育を大切にしている仲間が参加しています。
ある参加者はこのツアーに、将来の指針を求めにやって来ました。
保育の仕事を始めて数年間、日本特有の年齢別一斉の保育環境にずっと疑問を感じていました。
~保育って子どものためにあるものなのに、どうして大人主導になってしまうのだろう、こんな保育を続けてていいの?~
彼女は自分の信念を大切にしたくて、勤めていた園を辞めました。
理想とする保育を探し求める思いは益々強くなり、子ども中心の保育環境を体感してみたいと、各種ツアーを探しはじめました。
そして、縁あって藤森先生主宰のドイツツアーに巡り合えたのです。
勇気を持って参加した一週間のドイツ滞在、彼女は確信を得ました。
~自分の理想とする保育を信じて、実践してゆけば良いのだと~
ドイツの旅の終わりに訪ずれた、ロマンチック街道沿いのノイシュヴァンシュタイン城(ディズニーランドの白雪姫のお城のモデル )。
その清楚にして純粋そして凛とした佇まいで、まだ20代の彼女の夢を静かに見守り続けてくれることでしょう。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ