良き伝統の園長会
2010年05月14日 金曜日
昨日は杉並区私立保育園連盟の園長会がありましたので参加してきました。最低月に1回は開催しています、60年近い歴史がある園長会ですから、中には今年で49年間参加している園長先生もいらっしゃいます。まさに杉並区の保育の生き字引です。
毎回、杉並区の保育課長さん以下担当者が出席し、区内の保育現状や今後の方向について意見交換も行っています。なんといっても話題は待機児童解消と保育の質の向上になります。保護者のニーズは、認可保育園→認証保育所(東京都)→認可外保育施設の順番でしょう。
杉並区は独自の待機児童対策として、認証保育所と認可外保育施設の間に杉並区「保育室(区直営方と委託方)」や杉並区独自の「子供園(区立幼稚園内に長時間保育部分を併設)」を展開しています。
さて、来月には東京都内の待機児童数が公表されますが、報道によると千代田区に待機児童が発生しているそうです。これは待機児童のいない千代田区をめがけて引っ越して来た子育て世代が、キャパシティを超えてしまったことによるものです。いわゆる「保育園移住者」は来年以降も増加するのではないかと推測されています。
育子園にも今後出産される方々の問い合わせがあり、「出産前見学」が増加しています。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ