4つの人間パターン
2010年04月20日 火曜日
先日、産業能率大学の研修会に参加しました。永遠の課題である人材育成がテーマです。保育園においては、子どもの発達過程を見守る環境や、利用者が安らぎを感じられたり従業員が働きやすい環境などがあげられます。それにはハード的な側面はもちろんですが、なんといっても「人」です。
一人一人の特性に合った人材育成には、各々のパーソナリティをそんちょうすることから始まる、D.メリルとR.リード博士によると人間関係の代表的な4つのパターンがある。支配的-非支配的の横軸と、開放的-非開放的の何処かに属するというのです。
タイプ別にいうと①親分肌、楽天的、豪快 ②おだやか、対立を避ける、とりあえず派 ③気まじめ、完璧主義、理論的 ④合理的、独断、結果主義に大別できますから、同じ職場やコミュニティでそれぞれの特性を持った人間が混在しているわけですから、よっぽど相手理解をしていかないと、トラブルが生じるのは当然のことでしょう。
しかしながら、組織に属する人間はある目的のために集まった人達です、その目的遂行のために全力を傾けるわけですから、その目的・理念を常に確認しながら、パーソナリティを活かしつつも、「中道」の精神で調和していくことが組織においては大切なことですね。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ