そんなのズル~イ
2010年04月23日 金曜日
見学に来る保護者が、自分が保育園に通っていたとき辛かった思い出で最も多いのは給食です。決められた分量を保育者が盛り付けて、完食することが給食の目的とされプレッシャーを感じながら、暗い室内で寂しくいやいや食べさせられたことが鮮明に思い出されるのだそうです。保育者は子どもの栄養補給という目的からすると完食すべきと子どものことを思ってそうしていたのでしょう…。
ある職員が自分の子どもが通っていた保育園でも、同じような体験をしていたと話してくれました。昼食をやっと食べ終わったら、すぐに3時のおやつが出てきて、お腹一杯で食べれなくてまた時間がかかってしまったそうです。成人してもそのことを思い出すのだそうです。
今、育子園では子ども自身が分量を決められて、苦手な食材は一口からチャレンジできるようになっていると話したら、「そんなのズル~い」と言われたそうです。
そんなに良い方法を何で自分達の時にやってくれなかったのか、育子園はいいな~という気持ちがズルイという言葉になったのでしょう。
大人が良かれと思って盛り付け、完食させたにもかかわらず、成人しても食べられない食材がある人が多いのはなぜなのでしょう。
ある職員が自分の子どもが通っていた保育園でも、同じような体験をしていたと話してくれました。昼食をやっと食べ終わったら、すぐに3時のおやつが出てきて、お腹一杯で食べれなくてまた時間がかかってしまったそうです。成人してもそのことを思い出すのだそうです。
今、育子園では子ども自身が分量を決められて、苦手な食材は一口からチャレンジできるようになっていると話したら、「そんなのズル~い」と言われたそうです。
そんなに良い方法を何で自分達の時にやってくれなかったのか、育子園はいいな~という気持ちがズルイという言葉になったのでしょう。
大人が良かれと思って盛り付け、完食させたにもかかわらず、成人しても食べられない食材がある人が多いのはなぜなのでしょう。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ